Before (改善前)

従来の図面通りでは、⑤・⑥の面までを研磨するには砥石の角がぶつかってしまう為、①~⑥の一発加工が難しく、①~④まで研削加工を行い、⑤~⑥については、180°ワークを反転させ、再度研削加工を行っていました。

V

After (改善後)

そこで、写真の様に⑤・⑥の端面部に研磨ヌスミを設けることで、①~⑥の加工を一発で行うことができるようになりました。こちらのような段付きシャフトの製造においてはよくある加工事例となります。

POINT(要約)

段付きシャフトの加工においては、複数の面をいかに工程を少なく加工を行うかが課題となります。その点、当社ではこの段付きシャフトの製造実績を活かして、本図面のようなVAVE提案が可能であり、お客様にコストメリットを感じていただけるご提案が可能となっています。