シャフトの受託製造・加工とは?

 産業用 長尺シャフト・大径シャフト.comでは、産業機械・工作機械・そのほかの製造装置の機構部品となるシャフトをメインに様々な機械部品の製造を行っています。まずは、当社が産業用シャフト(長尺シャフト・大径シャフト)について紹介をいたします。シャフトというのはいわゆる丸棒形状全般を指しますが、当社の場合には自動車などの年間数万ロットで製造をするシャフト品ではなく、最大 数千個程度/年のロット品の製造をメインとしています。
ここではシャフト製造における一般論から当社で提供しているシャフト製造におけるポイントについて紹介をしています。まずは、シャフト製造におけるロットと加工方法について紹介をいたします。

シャフト製造におけるロットと加工精度の関係性

 産業用 長尺シャフト・大径シャフト.comは、産業用シャフト製造の専門メーカーとして数多くの実績を保有しています。こちらでは、産業用 長尺シャフト・大径シャフト.comを運営するタケダ工業の加工領域について加工精度・ロットという点から紹介をしたいと思います。
 まずは加工品におけるロットについて。加工品全般に言えることですが、加工を行う際には製品のロット・加工精度等によって加工方法を検討していくことが一般的です。例えば、製品としてシャフトを例に挙げると、加工方法の選択肢としては切削加工・鍛造加工(熱間鍛造・冷間鍛造)などがあります。例えば、ロットが1個~20個くらいの製品であれば機械加工以外に選択肢はないと言えます。しかし、ロットが1000個前後まで増えてくると機械加工から鍛造加工を選択することがあります。これは、切削加工で行っていると加工時間がかかりすぎる、材料の無駄が多い等の点からコスト面を考慮し、鍛造加工が選択されます。
 しかし、精度という視点に立つと、ロットが増えたからと言って鍛造加工に置き換えればいいという話ではなくなり、高い精度を実現するためには機械加工が必要となるので、ロットが増えても機械加工を選択する場合があります。主な概略図を下記に掲載をしています。
 産業用 長尺シャフト・大径シャフト.comを運営するタケダ工業(株)はこの考えに従い、加工精度・年間ロット数に応じて加工方法を選択することで最適な加工を実演しています。当社には、ロット1000個~1万前後のシャフト製造依頼が多いと言えますが、下記の図で行くと、切削加工×鍛造をどの程度活かしていけるかが課題であると考えており、当社では過去の実績のノウハウを活かしながらお客様の図面に対してご提案をいたします。気になる図面・案件をお持ちの方は当社にお問い合わせください。

 加工精度と年間ロット数に関する関係性 
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