Before (改善前)

ねじ切り加工をスロアウェイチップで行う場合、ヌスミ幅が狭く 高速回転を維持したまま加工を行うと、不完全ネジ部が出来てしまうため切削条件(回転)を下げて加工しなければなりません。しかし、回転速度を落とすと、ネジの見栄えの面で悪くなり、綺麗なネジが切れません。

V

After (改善後)

上図のようにヌスミ幅を拡大すれば、不完全ネジ部の発生を抑止することができ、切削条件を上げることができ、良好なネジを切ることが出来ます。

POINT(要約)

特にネジ山ピッチが2.5、3.0等の広さを持つ場合においては、上記のような対応を行うことで品質が安定した製品の提供が可能となります。