Before (改善前)

旋盤加工で片肉５ミリくらいかけた重切削を行う際、大きな負荷がかかるため上図のようなバイトの固定のやり方だとバイトが動いてしまうことがあります。（スペーサーをかませていることから、ワークが滑りやすくなっているため、見られる現象）

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After (改善後)

上図のような特殊な（六角）ボルト（ミスミなどで販売）で固定することで、ボルトによる固定となる為、把持力が増し頑丈にバイトが固定できます。その結果、重切削のような大きな負荷がかかる加工においても充分な品質の担保が可能となります。

POINT(要約)

旋盤加工においては、相手物の重量に合わせて加工方法を十分に検討しなければなりません。こちらの製品の様に重切削が求められる場合には、工具の固定を十分に行い、回転しているワークに負けない強度を持つことが必要と言えます。細かいポイントですが、重切削を得意とする当社ならではの提案と言えます。